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神奈川新聞社DEI宣言


私たちの決意

神奈川新聞社の歩みは、1890年の「横浜貿易新聞」創刊に始まります。港町・横浜には諸外国からさまざまな人が集い、多彩なコミュニティー築き、多様な考えが尊重されてきました。そうした文化・経済活動を支えるための情報紙であり、欧米諸国との不平等条約時代に弱い立場の横浜商人の自主自立を訴える言論紙であったことに、私たちの原点があります。以来、神奈川に根ざす新聞社として、情報やサービス、イベントを発信し、地域の発展に努めてきました。

現在、社会環境が急速に変化し、私たちは地域での存在意義を見つめ直す時期にさしかかっています。閉塞感の強まる時代だからこそ、社会を構成する一人ひとりの違いが尊重され、包摂される、公正な共生社会の実現を促していく必要があります。多様な価値観を認め合い、一人一人の力を最大限に発揮することが、質の高い報道・商品・サービスを生み出し、地域への奉仕につながります。

この宣言により、私たちの行動と姿勢を明確にし、地域に必要とされる企業づくりに努めます。社内外のすべての人たちとともに成長し続け、DEIの精神を広めていきます。今までも、そしてこれからも、神奈川に集う一人一人の個性を尊重し、誰もが地域社会で心豊かに安心して暮らせる社会形成を目指します。

2024年4月1日
神奈川新聞社代表取締役社長
須藤浩之



DEIと6つの行動指針


人種、民族、国籍 、性別、性自認、性的指向、年齢、宗教、信条、病気や障害の有無、経歴、性格的特徴など、個人が持つあらゆる違いを価値あるものと認識します。従業員個々の個性を受け入れ、働きがいを持てる環境をつくります。

すべての従業員が公平に機会を得られるよう、個々に合わせた支援を行い、公平な人事施策や職場環境を提供します。人事・評価 制度や研修の仕組みを整え、従業員が公正な条件で働き、成長できるようにします。

自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して表現でき、従業員がのびのびと働ける環境を整えます。価値観や考え方の違いを歓迎し、相互理解を深めながら、個々の声が組織の発展に反映されることを目指します。

無意識の偏見が仕事や社会に影響を及ぼす危険性があることを認識し、克服するための機会を従業員に提供します。偏見や差別に反対する明確なスタンスを取り、排除するための取り組みを実施します。

社内外の言論の自由を守りながら、さまざまな事業活動を通じて地域社会でのDEI推進に貢献します。

具体的な目標を設定した上で、実施状況や達成度を定期的に評価し、公表します。


私たちが信じる価値観

多様性(Divercity)、公平性(Equity)、包括性(Inclusion)。私たちは、社内外に広めたいDEIの精神を以下のようにとらえています。これら三つが欠けることなく充足されることで、最大限の効果を発揮できると考えます。




私たちの約束



DEI推進の指標として、以下の数値の推移をトラッキングしていきます。
年に1度DEIレポートとして公表します。